翼と空気の間
高知麻紙、水干絵具、岩絵具
No.19
監物紗羅 KENMOTSU Sara
[作家コメント]
オノマトペ――擬音。国によってある程度共通化され、感情や状況を示すのに便利な代物。同時に明確さと曖昧さを繋ぐツールでもある。分かるが上手く伝えられないものの道しるべ。それは私の表現したいものの根本でもあると思う。今回私は私の絵で「擬似的な音」を私なりに表現してみた。
[自己紹介]
京都市立芸術大学院日本画専攻修了。人それぞれの見え方の相違を重視し制作。自身と他人の世界の、明らかに違うが容易に説明できない部分に、自分なりの解釈を入れ込む事を表現の主軸にする。
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